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人類とパンの出会いは古く、何と起源前(B.C.)4000年頃、今から約6000年前。発祥の地は古代中央アジア・メソポタミア地方。人類最初のパンは、「無発酵パン」と呼ばれる薄く平たいものでした。
このほか、パンの起源をエジプトとする説もありますが、いずれにしても、製パン技術ギリシアへと伝わり、パンは人々の常食となっていきました。
そして日本のパンを語る時、そこには必ず『木村屋』のあんぱんが登場します。1869年(明治2年)、初代木村安兵衛は芝日陰町に日本人初のパン屋「文英堂」を開業。しかし当時は日本人にはなかなか受け入れられませでした。翌年、屋号を「木村屋」と改め、安兵衛の長男、英三郎は何とか日本の食卓に合うパンを作りたいと試行錯誤を重ね、イースト菌の代わりに米と麹で作る酒種酵母菌を使った「酒種あんぱん」を完成させます。高い技術と手間のかかる酒種は今も頑固に当時の手法で作られ、香り高いあんぱんとして親しまれています。
普段何気なく食べているあんぱん。あんぱんの歴史は日本のパンの歴史でもあると言っても過言ではないでしょう。 |